【ヘアドネーション体験】毛髪の寄付に必要な長さは?条件や送り方を紹介

当ページのリンクには広告が含まれています。
ヘアドネーション

こんにちは、manaです。

皆さんは、切った髪の寄付を考えたことがありますか?

長い髪があれば気楽にできる寄付活動、初めての思いつきヘアドネーション体験を紹介します。

普段から、伸びたらまとめればラク~♪と考えるスボラな私。

新型コロナウィルス感染症が長引いていることもあり、サロンにも行かず放置したままかなりロングになっていました。

約2年ぶりにカットに行こうと思ったっきっかけは、首回りが寒くなったので結ぶのをやめようと思い立ったことです(^^;)

ヘアサロンを予約したときは、まさか自分がヘアドネーションするなんて考えてもいませんでした。

目次

ヘアドネーションやってみた!必要な長さは?条件や送り方を紹介

冒頭でも紹介したように、私はもともとヘアドネーションが目的でサロンに行ったわけではありませんでした。

結んでいる髪をおろそう、おろすには傷んでパサパサの毛先が気になる、切るか…

その程度の気持ちで2年ご無沙汰していたサロンに行き、ヘアスタイルを相談しているうちに…という思いつきでした(^^;)

私は日ごろからお世話になっているスタイリストさんにお任せでしたが、ヘアドネーションをする際の条件や注意点があるので紹介しておきますね。

ヘアドネーションとは?

ヘアドネーション

ヘア(髪)ドネーション(寄付)という言葉のとおり、毛髪を寄付することです。

1997年にアメリカで始まったボランティア活動で、日本では2009年にNPO法人「Japan Hair Donation & Charity(通称ジャーダック)」が設立されています。

寄付された毛髪で医療用ウィッグを作って、病気や事故などで髪の悩みを抱える18歳以下の子供たちに提供する活動をしている団体です。

2015年ごろに柴咲コウさんら芸能人がヘアドネーションをしてから、広く知られるようになりましたね。

長さに条件はあるの?

ロングヘア

◎年齢・性別問わず、長さが31㎝以上あること(2021年12月現在)

◎白髪、パーマ、カラーリングしている髪も可能

◎投薬中の人でも大丈夫!

※引っ張ったら切れてしまうほどダメージの大きい毛髪はNG

ヘアドネーションを扱っている団体はいくつかありますが、2021年8月から【31㎝以上の毛髪のみ寄付できる】状況になっています。

31㎝の毛髪でも、ウィッグになるとショートヘアしか作れないとのこと。

NPO団体では、50㎝以上の毛髪は常に不足しているそうです。

今回私が寄付した毛髪(ドネーションヘア)は、いちばん長い部分で42㎝ほど。

私の髪の長さは腰辺りまででしたが、きれいに伸ばさなかったので毛先は薄くなっていました。

寄付を視野に伸ばす人は、ケアしながら50㎝以上寄付できるよう伸ばすと尚喜ばれますね。

カットする時の注意点は?

ドネーションヘア

◎当日のハードなスタイリング剤の使用はなるべく控える

◎シャンプーする前にカットする、乾いた毛髪を送る

◎予め、ゴムでいくつかの毛束に分けてカットする

美容院に行って「こんな髪型にしてください」と希望を伝えると、たいていの場合まずシャンプーからスタートするのではないでしょうか。

しかし、ヘアドネーションを希望する場合【乾いている状態の毛髪を提供すること】が条件になります。

今回私は、ヘアスタイルの相談をしているときに「バッサリ切ったらヘアドネーションできるかなぁ」と何気なく言葉にしたため、スタイリストさんが乾いたままカットしてくれました。

あとになって、送り先などを調べて初めて【乾いた髪】という条件を知ったので、ヘアドネーションを希望している場合は必ず最初にその意向をスタイリストさんに伝えておきましょう。

洗わない状態で寄付するので、カットする日はハードなスタイリング剤もなるべく避けましょう。

ドネーションヘア

いつくかの毛束に分けて、ゴムの上部1㎝残してカットしてもらいましょう。

ゴムで結んだまま受け取り、そのままの状態でビニールなどに入れて送付します。

どうやって送るの?

◎ドネーションヘア、ドナーシート(任意)、返信用封筒(任意)を送る

◎毛髪はゴムでまとめてビニール袋などに入れる

◎追跡可能な「レターパック」か「宅急便コンパクト」で送付を推奨

私が利用したNPO団体ジャーダックでは、サロンやグループ団体からの送付を受け付けていないので、公式ホームページに記載されている住所へ自分で送ります。

カットしてもらった毛髪は、自宅に持ち帰りましょう。

寄付
NPO法人「Japan Hair Donation & Charity」公式ホームページ、ドネーションヘア送付先住所はこちら

追跡可能な方法での発送を推奨していますが、必須というわけではなさそうです。

NPO団体ジャーダック公式ホームページには、ダウンロード式のドナーシートがあるので、髪の状態などを記載して同梱します(任意)。

また、希望者には「受領証」を発行してくれます。

私が受領証をいただいたときはシールでしたが、2022年1月からデジタル受領証になったようです。

初めてヘアドネーションする際は、記念になるので良いですね(^^)

ヘアドネーション後、ズボラさんにもおすすめのヘアスタイル

最長の部分が腰ぐらいの長さだった私は、ドネーション部分をカットすることでまず肩上になりました。

さてここから、耳が出るほどのベリーショートは頭が寒い…

スタイリストさんに相談したところ、ボブをすすめられました。

ボブ

ボブは誰にでも似合うスタイルで、また伸びできたときにも形が崩れにくいとのこと。

スボラな私にはぴったりです(^^;)

クセが出る場合には、パーマをかければきれいに見えるそうです。

髪に動きを出したい人は、顔周りにレイヤーをたくさん入れたウルフカットもおすすめです。

ヘアドネーションは意味がない?

ネットで調べてみると「ヘアドネーション、意味がない」というワードが出てくるので調べてみました。

これは、ヘアドネーションが広く知られてきて、情報が独り歩きしていることも原因のようです。

他人の毛髪は不潔?

人工毛で作られるウィッグもあるなか、見ず知らずの他人の毛髪でできたウィッグに抵抗があるという考えもゼロではありません。

でも、人毛で作られるウィッグは自然な印象になるため必要とする人は圧倒的に多いとのこと。

ドネーションヘアは、医療用ウィッグとなって必要とする子供たちのもとに届きます。

不潔?気持ち悪い?

そのような理由で寄付を躊躇してしまう必要は、まったくありませんね(^^)

ドネーションヘアが余っている?

寄付された毛髪(ドネーションヘア)が余っているというウワサについてですが、以前と条件が変わったということが間違った認識として広がったのかもしれません。

以前は15㎝以上で寄付できるというボランティア団体もありましたが、現在はすべて31㎝以上となっています。

ロングヘア

31㎝のドネーションヘアでも、作れるのはショートヘアのウィッグ。

ミディアムやロングなど、女の子用のウィッグを作るにはもっと長い毛髪が必要になりますね。

現在も31㎝以上の毛髪は医療用のウィッグを作るために必要とされていて、特に50㎝以上の毛髪は常に足りていない状況です。

現在は、15㎝以下の毛髪を送付すると返されてしまうこともあるので、それが「不要・余ってる」という言葉に代わってしまったのではないかと思われます。

信用のおける団体へ寄付しよう

ヘアドネーションという制度が幅広く知られることによって、悪質な団体があることも確かなようです。

無償で提供したドネーションヘアを、悪徳業者へ高値で売買したり…

善意の心で提供する毛髪が正しく使われるよう、寄付する側の私たちも正しい知識を持つことが大切ですね。

まとめ

なんとなく伸ばしっぱなしの髪が、まさかヘアドネーションできるとは思いもしませんでした。

アラフィフだと、これからきれいに伸ばせるかわかりませんが、機会があればまた寄付したいと思います。

何気なく捨ててしまうもの、手放してしまうものを、必要としている人がいるかもしれない。

そんなことも考えるきっかけになりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次